蒼天航路

本の表紙をコーティングする透明のシールがありますな。
図書館の本など結構貼られておりますな。
アレ持ってる本に貼ってあったら手洗った後すぐ読んでも
表紙ゴワゴワにならなくっていいんではないか、と思い
文房具屋で購入。
定規とカッターとチューハイを用意し、
大好きな漫画「蒼天航路」にきれいに貼付けていく。
しかし三冊貼り終えた後じわじわと後悔が押し寄せてきた。
シール貼ってないほうがカバーの手触りが良かった。
なんか見た目も貧乏臭くなったような気がする。
こんなんだったら湿気や水気でゴワゴワになってるほうが味があっていい、と思えてきた。
思えたが最後、即座に作業を中止し、
背中を丸めてカッターと定規を片付けチューハイの空き缶を水でゆすぎ、
シールを貼ってしまった蒼天航路1、2、3巻は明日買いなおそうと決意し布団の中へ入り込んだ。
俺はこれからの人生あと何度後悔すればいいのかとこの上なく陰鬱な気持ちで眠った。